募集概要(サマースクール)
日本フードシステム学会2026年度サマースクールのご案内
日本フードシステム学会
会員各位
初秋の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。下記の通り、2026年度サマースクールをハイブリッド方式にて開催いたします。是非、受講生のご推薦をお願い申し上げます。なお、受講者には、受講修了証を授与します。
〇実施目的:食品企業等における最先端の製品・技術開発や経営戦略について、社会科学を中心とする観点から学ぶ
〇日時:2026年10月17日(土)13時00分~18時00分(予定)
〇会場:日本大学生物資源科学部食品ビジネス学科
プレゼンテーションルーム(本館・10階)
(〒252-0880 神奈川県藤沢市亀井野1866)
最寄駅:小田急江ノ島線「六会日大前駅」から徒歩5分
https://www.brs.nihon-u.ac.jp/campus_life/campus_map/
〇スケジュール(予定):
13:00 受付開始
13:20~13:30 開会・ガイダンス
13:30~15:00 講義(90分)
「バナナのサプライチェーンから学ぶフードシステムの実務
~スマート農業から小売のデジタル化まで~」
・イントロダクション:講師自己紹介/フィリピン・バナナ生産現場の紹介
・バナナの流通システムの構築:バナナを例にした市場外流通の位置づけ
・小売業の変遷とフードシステムのデジタル化:EDI受発注導入の経緯
・将来の社会変化に対応する農産物流通:SDGs・地産地消への取り組
:バナナという身近な事例を通じて、生産現場の技術革新から市場外流通・デジタルサプライチェーンまで、
フードシステム全体を貫く構造変化を実感を持って理解するとともに、民間企業が社会変化にどう対応し
事業を推進してきたかを学び、これからのフードシステムを自ら考える力を養います。
15:00~15:10 休憩(10分)
15:10~16:30 グループワーク(80分)
・これからのフードシステムを考える
学生同士でテーマを設定し、今後の農産物流通像についてディスカッション
16:30~16:50 グループワーク発表・講師コメント・フィードバック(20分)
16:50~17:00 受講修了証授与
17:10~18:00 交流会(ミーティングルーム・11階)、18:00 閉会
〇講師:深津 弘行 氏
(イーサポートリンク株式会社 取締役 副社長執行役員)
https://www.e-supportlink.com/
〇テーマ:フィリピンのバナナ農園から日本のスーパーの店頭まで、民間企業が築いてきたフードシステム
〇講義概要:
みなさんが毎日食べているバナナ。その流通には、フィリピンの生産現場の取り組みから、日本国内のデジタル化されたサプライチェーンによる流通管理においてさまざまなフードシステムの工夫が積み重ねられています。
本講義では、イーサポートリンクが手掛けてきたバナナのサプライチェーンシステム開発を題材に、フィリピンの大型バナナ農園におけるスマート農業の活用事例を交えながら、日本国内の小売業の変遷、EDIによる受発注のデジタル化、SDGs・地産地消への展開まで、一つの品目を通じて見えてくるフードシステムの全体像を実務者の視点から解説します。
バナナは中央卸売市場を経由しない「市場外流通」の代表的な品目です。近年、青果物全体でも市場経由率は低下傾向にあり、フードシステムのあり方そのものが変化しています。この構造変化を、生産現場から小売の現場まで一気通貫で見てきた実務家の視点から紐解きます。
講義冒頭では、講師が取り組んでいる教科書では学べないフィリピンバナナの生産現場のリアルな状況から講義をスタートします。後半は学生同士のグループワークで、これからのフードシステムを自分たちで構想します。
「バナナ」というありふれた果物の裏に隠れた、フードシステムの工夫と挑戦のストーリーを、ぜひ体感してください。
〇講義の狙い(学習目標)
・バナナ生産現場におけるスマート農業の取り組みを知り、フードシステムの上流での変化を理解する
・バナナが「市場外流通」であることを理解し、青果物フードシステム全体における市場経由率低下の意味を考える
・小売業の変遷(八百屋→スーパー→ドラッグストア)とフードシステムの対応関係を理解する
・EDIや商品コード体系など、フードシステムを支えるデジタルインフラの役割を理解する
・民間企業がSDGsや地産地消といった社会的要請にどう事業として応えてきたかを学ぶ
・これからのフードシステム・農産物流通のあり方を自ら構想する
〇募集定員:対面12名(会場)、オンライン4名(Google Meet)
*なお、交流会にもご参加いただくため、対面での募集を主といたします。
(応募者多数の場合は、委員会で選考させていただきます)
〇参加資格:原則として学部2年生から大学院博士後期課程1年生までの意欲ある学生。
フードシステム論またはそれに類する科目の既修者が望ましい。
参加希望者は指導教員からの推薦が必要です。
(*会員1名あたり1名の学生を推薦することができます。なお、一つの大学に複数名の会員がいる場合は、複数名の学生を推薦することが可能です。)
推薦した会員は、当日の参観が可能です。
〇参加条件:ガイダンスから閉会までのすべてのグループワークに参加しなければなりません。
参加者は、規律ある行動が求められ、開会後の入室はできません。
〇授業形式:講師と受講生とが参加するグループワーク形式。
〇申込方法:申し込みフォームに必要事項を学生本人が記入してください。
エントリーの際には、必ず推薦者(指導教員)の了承を得てください。
https://forms.gle/gsofF3sKXSEUxnRH8
申込締切:2026年10月3日(土)
〇選考結果:2026年10月5日(月)までに、受講生と推薦者へEメールでお知らせいたします。
お問い合わせ先:当学会広報・産官学連携委員会 佐藤奨平(日本大学) sato.shohei@nihon-u.ac.jp